錦織の試合に触発された熱い男たちの物語
アメリカの錦織観戦から帰国したへぷ岡に早々に重大な任務が与えられた。
そう。デビスカップだ。
国と国とのプライドをかけた戦い。
対戦相手は馬顔王国
テニスは個人として戦うことが多いがデビスカップは違う。
マッチアップが勝敗をわける。
チームトンパJAPANは入念に打ち合わせをした
作戦会議は何時間にもわたった
誰と誰がマッチアップするのか?
情報が少ない中当日できるだけの情報を引き出そうとした。
何故こんなにリーダーはキスについてのリサーチをしたいのだ。
このリーダーは果たして大丈夫なのだろうか。チームの中でキス質問不要説が流れた。
このキス質問不要説については徹底して話が進められ結局この質問は却下された。
試合当日
トンパJAPANは試合会場に足を踏み入れるとそこにはすでにウォーミングアップをすませた相手国がいた。
うろたえた。
意気込みが違う。この試合難しい戦いになる。安心しきつきっていた心をへぷ岡はふたたびきつくしめた。
試合がはじまると作戦会議ではキス質問不要が流れる中、すぐにキス質問をするリーダーの姿が見られた。
この不安な流れをなんとか立て直し試合のマッチアップは
へぷ岡対マエヒョウバン・ブサイクのシングル
トンパ&アラタ対フテコ・カミノケクロイ&ウマガオ・カミナガイのダブルスという組み合わせに決まった
情報が揃えばこちらのものだ。
まずは1番実力がないへぷ岡が1番ランキングが低い対戦相手と戦い一勝をあげた。
しかし試合の行く末を見つめるへぷ岡に悲報がはいった。
試合結果1-1
ドロー
アラタ選手の攻めが相手を苦しめていただけに悔しい負けだった
試合でなにがあったのか
試合を通してマエヒョウバン・ブサイクと仲良くなったへぷ岡は今後の参考にすべくあの日の試合の流れを聞いてみた
へ「実際あのマッチアップは試合としてあっていた?」
マエ「あっていた。マッチアップまではうまく情報を参考にしていたと思う。トンパ選手には正直負ける気はしなかった。」
へ「では何故ドローだったと思う?」
マエ「トンパ選手のフテコに対するサーブ&ボレー(キス&セックスしよう)が逆効果だったよ。」
へ「実際アラタ選手の攻めにウマガオは苦戦していたよね?」
マエ「苦戦していたね。あのまま作戦さえミスらなければ少なくとも負けはしなかったと思うよ。」
へ「すべてはトンパ選手のせいと言うのかい?」
マエ「そうだろうね。団体戦が全てシングルなら2-1で負けていたと思うよ。」
注:この物語はフィクションです。