暑い夏 あの男が妖怪退治に乗り出した

 

ウインブルドンへの険しい道のりの中

 
センターコートにて妖怪vsへぷ岡の試合がはじまろうとしていた。
 
へぷ岡「相手がどんな方であろうとも応援してくれる人がいる限りまけませんよ!
 
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そうへぷ岡は負けられなかった
 
へぷ岡を応援してくれる丘のナンパ師の応援を受けてしまったから
 
気合は十分だった
 
へぷ岡が街へくるとその街の熱気もすさまじくなる
 
街がへぷ岡と共鳴していた
 
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対戦相手の登場だ
 
対戦相手
 
東洋の妖怪 持ち味 体型を生かしたビッグサーバー
世界ランク657
 
 
すでに相手を待ち構えていた戦闘態勢のへぷ岡、相手の登場に少しうろたえをみせる
 
 
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相手は想像以上のビッグサーバーだ。
このサービスを果たしてリターンできるのか。
 
そんな事がへぷ岡の頭をよぎっていた
 
 
しかしへぷ岡の頭には常に鳴り響く声があった
 
 
そう。仲間の声
 
仲間の応援があるからここまでこれた。
 
そんな仲間の思いを無下にはできない
 
へぷ岡は折れそうな気持ちを持ち直した
 
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そう「できる」んだ!
 
相手がどんな試合運びをしてきてもできるって言うんだ。
 
 
 
 
 
 
 
そして試合がはじまった
 
やはり試合の運びは相手がその体型を生かしたサービスによるゲームの組み立てだった
 
体調を少しくずしていたへぷ岡に相手の鋭いサービスがきまる
 
妖怪「全然のんでへんやん!のまへんの?」
 
リターンを返すだけになっていたへぷ岡はただひたすら好機をまった
 
そうテニス用語でしこったのだ。
 
シコシコ
 
シコシコ
 
シコシコ
 
妖怪「私実は経験人数30人くらいやねん」
 
ここだ!
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試合終盤の弱まった相手のサービスに対してへぷ岡のリターンが相手コートに刺さった
 
ここから試合の流れは大きく変わった
 
テニスは一球の行方で試合の流れが変わることがある
 
 
 
そう。この一球がターニングポイントだったのだ。
 
 
ここからへぷ岡は相手の胸元と口元にサーブ&ボーレーを繰り返した
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相手に考える隙は与えない。
 
 
そしてコートチェンジ(店をでる)を行い
 
 
マッチポイントをなんなくきめゲームセット&マッチ
 
 
 
 
 
激しい戦いだった
 
今回は世界ランク的には格下だったがまさに己との戦いだった
 
応援してくれた仲間がいてくれることで勝てたといっても過言ではない
 
 
応援してくれたみんな!ありがとう!!!
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7月4勝目